大規模数値シミュレーションに関する研究がHPC Asia 2018で受賞

藤田航平助教,勝島啓介氏,市村強准教授(東京大学地震研究所),堀越将司氏(インテル),中島研吾教授(東京大学情報基盤センター),堀宗朗教授,Lalith Wijerathne准教授(東京大学地震研究所)による研究が,東京で開催されたHPC Asia 2018でBest Paper Awardを受賞しました.HPC Asia 2018は高性能計算に関する国際会議の一つで,合計67件の応募のうち30件の論文が採択され(採択率45%),そのうち1件にBest Paper Awardが授与されました.

研究概要:
授賞対象となった成果は,大規模有限要素シミュレーションのコア技術である大規模メッシュ生成手法と,高性能有限要素解析ソルバーに関する研究です. 従来手法に比べ,提案手法によりメッシュ生成を15-17倍に高速化することができ,また,時空間並列のソルバーによりJCAHPC(東京大学・筑波大学)のOakforest-PACS及び理化学研究所の京コンピュータにおいて高速な有限要素解析が可能となりました.これにより,固体地球科学における3次元動的解析の大規模・詳細化が可能となり,分析精度の向上が期待されます.
 
対象論文:
Kohei Fujita, Keisuke Katsushima, Tsuyoshi Ichimura, Masashi Horikoshi, Kengo Nakajima, Muneo Hori, Lalith Maddegedara (2018), Wave Propagation Simulation of Complex Multi-Material Problems with Fast Low-Order Unstructured Finite-Element Meshing and Analysis



(東京大学情報基盤センターによる受賞紹介)